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たるみじわ・真皮じわの原因と対策
たるみじわ、真皮じわの特徴と対策、原因とセルフケアの方法についてまとめています。
たるみじわ・真皮じわと美容注射
たるみじわ・真皮じわとは、加齢によってできるしわ。しわにも種類がありますが、一般的に「しわが増えた、目立つ…」と言われるときに指しているのはたるみじわのことです。
しわが深いため、一度できてしまうと消すのが難しいと言われており、「エイジングじわ」や「紫外線じわ」、「大じわ」「構造じわ」など呼称されます。
チェックすべき美容注射はどれ?
たるみじわや真皮じわは、皮膚の深いところまで刻まれてしまうので、通常のスキンケアだけで元に戻すことは困難です。既に出来てしまったたるみじわ・真皮じわには、美容注射を打ってみてはどうでしょうか?
ヒアルロン酸注射を打ったYukoさん

「美容注射.com」編集チームは、ヒアルロン酸注射を打った人へインタビューしました。ほうれい線にどんな効果があったのか、副作用はあるのか、クリニックはどう選べばいいか、など経験者のリアルな声をたっぷりお届けします。
インタビューで美容注射のしわへの効果をチェック≫
ヒアルロン酸は、敢えて紹介するまでもないですが、エイジングケアコスメによく使用されている成分です。肌の保湿やハリにとって重要なものですが、加齢や紫外線によって失われてしまいます。ヒアルロン酸を補うことで、潤いや肌の弾力を取り戻そうというわけです。
たるみじわ・真皮じわって何?
自分の気にしているしわが、どの種類のしわに当てはまるのかそもそも分からない…という方に向けて、たるみじわ・真皮じわについて基本的なことをご紹介します。
たるみじわ・真皮じわの出る部位
たるみじわ、真皮じわができる部位は以下の通りです。
ほうれい線
小鼻から口角にかけてあらわれるしわ。年齢を感じさせやすい部分の代表格です。加齢によって頬がたるんだり、表情筋が衰えることによってほうれい線が出やすくなります。
ゴルゴライン
目元から頬にかけて斜めに走るラインがゴルゴラインです。表情筋が衰えると、皮膚や筋肉がたるんで脂肪が垂れ下がってしまい、溝ができてしまいます。
マリオネットライン
マリオネットラインとは、口角からあごにかけてできるしわのことです。ほうれい線同様、加齢による頬のたるみ、表情筋の衰えによって目立つようになってきます。
目元のしわ
目の下や目尻は小じわができやすく、それをそのままにしておくと深いしわになってしまいます。目元のしわは、目のまわりの筋肉の衰えも原因だといわれています。
おでこのしわ
おでこは、目を見開いたり眉毛を上げたりすることが多く、そうした表情を続けていくことで、しわになってしまいます。紫外線が当たりやすいので、紫外線の影響を受けやすい部位でもあります。
たるみじわ・真皮じわができる原因
たるみじわや真皮じわができる原因は
- 加齢
- 紫外線
- 表情じわや小じわの定着
の3つが考えられます。
加齢(生理学的な老化)
年齢を重ねることによって、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸という成分が減少していきます。これらの成分は、肌の潤いやハリ、弾力に欠かせません。
こうした成分が減少したり変性したりすることで、肌の潤いがなくなったり、表皮を支える力が弱くなってしまいます。
また、加齢によって表情筋が衰えると、皮膚や脂肪を支えきれずにたるみが起こり、しわができてしまいます。
紫外線による老化(光老化)
紫外線によって肌が老化し、しわができるケースもあります。一部の専門家の間では、加齢よりも紫外線による老化のほうが、皮膚の老化の原因になっていると言われているほど。
特に紫外線のなかのUV-Aは肌の真皮層にまで届き、コラーゲンやエラスチンを変成して皮膚の弾力を失わせていきます。それによってしわが発生すると言われています。
表情じわや小じわの定着
成長期の頃は、体が成長に伴い皮膚の面積も大きくなり、強い張力が作用しています。これが成人すると、面積は変わらなくなり、ハリが低下していきます。
すると表情じわ・小じわがあらわれるように!それがさらに定着してしまうと、溝の深い大きなしわになり、つまりたるみじわが出来てしまうのです。
セルフケアで注意すべきこと
紫外線の予防
しわ対策に紫外線予防は欠かせません。紫外線を長時間浴び続けると、エラスチンやコラーゲンなど、肌のハリに重要な成分が減少してしまい、皮膚を支えきれなくなってしまいます。
晴れの日はもちろん、曇りの日でも雨の日でも紫外線は降り注ぐ…季節は問いません!外出時には、日焼け止めをこまめに塗り、帽子や日傘などで紫外線から顔をガードしましょう。
UV-Aは窓ガラスも透過するので、室内だからといっても油断はできません。室内にいるときにも紫外線対策をしっかりしましょう。
たっぷりの保湿
肌が十分に潤っていれば、肌のバリア機能が高くなり、紫外線などの刺激を受けにくくなると言われています。
また肌が乾燥すると小じわ・ちりめんじわができやすくなります。小じわや、ちりめんじわを放置してしまうと、それがたるみじわ・真皮じわに悪化することも。
保湿力の高い成分が配合されたスキンケア化粧品を使ってしっかり保湿することはもちろん、空気が乾燥しやすい季節には、室内の湿度にも注意しましょう。
ストレスや睡眠不足なども乾燥の原因となります。ストレスを上手に発散して、しっかりと睡眠をとるように心がけましょう。