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炎症後色素沈着に有効な成分
炎症後色素沈着の特徴や原因、対策、セルフケアの方法についてまとめています。
炎症後色素沈着におすすめの美容注射の成分
炎症後色素沈着とは、ニキビや虫刺され、やけど、かぶれ、切り傷、アトピーなどによって皮膚に炎症が起きた後、その跡が色素沈着を起こしてしみになることです。洗顔やスキンケアで肌をこすりすぎるとなる場合もあります。半年程度で自然消滅することが多いのですが、何年経っても消えないケースもあります。
対策
炎症後色素沈着の対策には、有効成分が配合された美容注射が効果的。とくに、厚生労働省によって認可された美白有効成分が配合されたものがおすすめです。
厚生労働省認可の美白有効成分としては、メラニンが生成させるのを阻害したりターンオーバーを整える働きのあるビタミンC誘導体、ターンオーバーを促進する働きをするアミノ酸が豊富なプラセンタ、炎症やアレルギー、シミの原因となるメラノサイトの活性化を抑える働きのあるトラネキサム酸などがあります。
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編集チームコメント
炎症後色素沈着は一般的なしみとかわりなく、見た目にも老けた印象を与えてしまいます。
アンケートによれば、大きなしわ、たるみ、しみは、他人から「老けた」と判断されるため、しみとあわせて、しわやたるみも治療することで、若々しい印象になるはずです。
できる部位
顔や背中、腕、胸、足、お尻など、虫刺されやニキビができる部位にできます。顔や背中はニキビができやすく、腕や脚などは虫刺され後、かきむしりやすい部位なので、炎症後色素沈着ができやすいといえます。お尻はデスクワークなどで長時間椅子に座っていると血行が悪くなり、代謝が衰えるためにできることがあるようです。
しみの治療などでレーザー治療をした後に、炎症後色素沈着を発症するケースや、洗顔などで顔を強くこすりすぎてもできることがあります。
炎症性色素沈着は、年齢や性別に関係なく発症するしみです。
炎症後色素沈着ができる原因
ニキビ、虫刺され、やけど、かぶれ、アトピー、切り傷、湿疹などによって肌が炎症を起こし、色素沈着を発症することでできます。炎症が起きた後、メラノサイトが刺激されて黒色メラニンが生成されるのですが、それが正常に排出されず、しみになって残ってしまうのです。
洗顔やクレンジング、スキンケアなどで肌を強くこすったり、ムダ毛を毛抜きで抜いたり、ピーリングをした後に肌が炎症を起こして、炎症後色素沈着になることもあります。レーザー治療で発症することもあるので注意が必要です。
セルフケア
炎症後色素沈着の場合、老人性色素斑などと比べて、ターンオーバーが正常であれば自然治癒の可能性が高いといわれています。しかし、炎症部分に紫外線が当たってしまうとしみが濃くなってしまうため、紫外線対策は万全に。
ターンオーバーが滞らないように、睡眠不足や偏った食生活など、生活習慣の乱れを見直し、肌に強い摩擦を加えるようなスキンケアは避けるようにしましょう。