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「美容注射と点滴の違いは何?」
美容注射を打つか迷っている人から、このような質問を頂きました。
Q.注射と点滴の違いは何?
シミが気になるので、プラセンタ、ビタミンを意識して摂取しています。化粧品やサプリよりも、注射や点滴から摂取するほうが良いと聞きましたが、では注射と点滴ではどちらが良いのですか?何か違いはありますか?
美容注射を調べ始めたばかりの時に、気になる点ですよね。「注射?あれ同じ名前の点滴もあるけど、これは一緒じゃないの?」と混乱することもあるかもしれません。美容注射が初めての人のために、編集チームからお願いしてドクターの回答を頂きました。
A.ビタミン注射・点滴の場合でお答えします。
1回に打つ量と種類によって違う
注射の場合は1回につき1アンプル=1種類ずつしか打つことができませんが、点滴の場合は1回で複数の薬剤を混ぜて注入することが可能です。プラセンタを組み合わせた点滴が人気ですが、症状や希望に合わせてブレンドしてもらうことができます。
施術の所要時間が違う
注射の場合は5分程度、点滴の場合は30分程度かかります。急いでいる時は注射、時間に余裕のある時は点滴というように使い分けてもいいかもしれません。
即効性が違う
点滴というのは静脈への注射です。静脈に薬剤を注射することで、有効成分が血液に乗って体全体に届けられ、全身に行きわたるスピードも速くなります。
注射の場合は、皮下組織や筋肉に注射をし、そこから少しずつ体内へ浸透していきます。そのため、点滴のほうが、即効性があると考えられています。
価格が違う
点滴の場合、一度にさまざまな薬剤を混ぜて注入することができます。そのため、注射よりも点滴のほうが、価格が高くなることが多いでしょう。
効果が違う
注射よりも点滴のほうが、効果が長続きするといわれています。理由は単純に、投与する量の問題です。
とくにビタミンCは排出されやすく、体内にとどめておくことができないため、一度に摂取する量が多いほど、効果を実感しやすいでしょう。