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ベビーコラーゲン注射とは?効果とリスク

ベビーコラーゲン注射とは?

ベビーコラーゲンとは、皮膚に存在するⅠ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンの2種類を配合したヒト由来コラーゲンです。ベビーコラーゲンという名前の由来は、赤ちゃんの肌にたくさん含まれるⅢ型コラーゲンが配合されているため。老け見えの原因になる目の周りのシワやくぼみ、ほうれい線などを改善に導く美容注射として注目されています。

Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンを50:50で配合

人間の体内には約30種類のコラーゲンがあり、なかでも皮膚に存在するのがⅠ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンの2種類です。Ⅰ型コラーゲンには肌にハリや弾力を持たせる働きがあり、Ⅲ型コラーゲンはⅠ型コラーゲンの働きをサポートする役割を担っています。赤ちゃんの頃は肌にたっぷりとあったⅢ型コラーゲンですが、年齢を重ねるごとにどんどん減ってしまい、Ⅰ型コラーゲンがうまく働かなくなることで肌のハリや弾力が失われてしまうのです。

ベビーコラーゲン注射はⅠ型とⅢ型コラーゲンを50:50で配合した製剤のため、不足したコラーゲンを効率良く補給できるメリットがあります。失ったⅢ型コラーゲンを継続して補給することでⅠ型コラーゲンの働きが促進され、小ジワの改善や肌を若々しい状態に維持する効果を期待できます。またヒト由来コラーゲンなので、アレルギーの心配もほとんどありません。

ヒアルロン酸注射との違い

ヒアルロン酸注射が肌にボリュームを出したり持ち上げたりといった、いわゆる造形を得意としている施術なのに対し、ベビーコラーゲン注射は肌の再生や小ジワの改善などに適しています。 たとえば皮膚が薄い目元の小ジワを改善したい場合、ヒアルロン酸注射だとミミズ腫れのような筋がついて不自然な仕上がりになることもあり得ます。ベビーコラーゲンであれば体内のコラーゲンと結びついて自然に馴染むため、ナチュラルな印象に仕上げてくれる効果を期待できます。

ただし、深いシワをしっかり持ち上げて改善したい、またはたるみをリフトアップさせたいといった明確な効果を求めるのであれば、ナチュラルに改善するベビーコラーゲン注射よりも、ヒアルロン酸注射や脂肪注入が適しています。 症状の程度や注入する部位などに応じて適切な美容注射を選ぶことが仕上がりを左右する重要なポイントです。

ヒト由来のコラーゲンなのでリスクが比較的少ない

豚や牛など動物由来のコラーゲンを使った従来のコラーゲン注射はアレルギーを引き起こすリスクがあるため、施術前のアレルギーテストが必須です。 ベビーコラーゲン注射の場合は、人間の胎盤に含まれるヒト由来のコラーゲンを使っており、アレルギーのリスクが比較的少ないことから事前のテストは不要とされています。

アレルギーテストに1か月ほどかかる場合もある従来のコラーゲン注射と違って、気軽にトライできる施術であることが人気を集めている理由のひとつです。

ベビーコラーゲン注射の効果とは?

ベビーコラーゲン注射の効果を整理しておきます。

目の周りや額・眉間、唇・口元、首といった幅広い部位にベビーコラーゲン注射は活用できます。肌に馴染みやすいという特徴を持つ素材なので、皮膚の薄い部分や浅い部分のシワに効果を発揮します。ふっくらと持ち上げるように、皮膚の弾力やハリ感アップに期待でき、老いて見られるお肌にアプローチ可能です。

赤ちゃんのような柔軟性のある肌質に期待できるベビーコラーゲン注射。加齢で不足しがちなコラーゲンを補充することで、若々しい印象のお肌を目指せます。

美容整形のように顔かたちが変わるわけではありませんが、全体的に若々しくはつらつとした表情になれる施術です。周囲に治療を受けたことがバレないのもうれしいところです。

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施術後の注意事項

ベビーコラーゲンを注入した部位を強くこすったりマッサージを行なったりすると、コラーゲンの吸収を速めてしまう可能性があります。効果を長持ちさせるためにも、施術から数日間はマッサージを控えるのが妥当です。施術当日から入浴や洗顔は可能ですが、無用な肌トラブルを招かないために強くこすったり引っ掻いたりといった肌に極端な刺激を与える行為は避けましょう。そのほかの注意事項としては、ベビーコラーゲン注射を受けた場合は献血ができなくなります。

ヒト由来のコラーゲンを体内に入れることにより、輸血でなんらかの問題が起きる可能性がゼロではないためで、この点はプラセンタ注射同様にリスク回避の処置として決められています。

くわえて、ベビーコラーゲン注射にはヒアルロン酸のように分解剤が存在しません。つまり、施術した後の迅速な修正は不可能です。ただしベビーコラーゲンは、時間の経過と供に人体に吸収されていくという特性を持っています。そのため、もしも仕上がりに納得がいかず、修正をしたいと感じたら、ベビーコラーゲンが吸収されるのを待つしかありません。

吸収にかかる時間は人によって差がありますが、数ヶ月~1年半ほどと言われています。治療初期では、吸収までの期間が短いのですが、継続して治療を行うことで、その期間は延びてきます。仕上がりの不安を軽減するためにも、信頼できるクリニックをなるべく早い段階で見つけることが大切です。

ベビーコラーゲン注射の注意点について詳しく知りたい

ベビーコラーゲン注射のメリット

ベビーコラーゲンは、アレルギーリスクが比較的少ない注入剤です。そのため、事前のアレルギー検査も不要なので、面倒な作業や無駄な時間を過ごすこともありません。また細胞の活性化を促すIII型コラーゲンが豊富に含まれているので、気軽に若々しい肌を目指せます。

メスを使用した施術ではないので、肌を切る心配がないのもメリットのひとつです。細い注射針により、ベビーコラーゲンを注入するので、目立つような傷を負う危険性もほとんどありません。メイクやシャワー、洗顔などもその日のうちから可能です。

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費用

調査した結果、ベビーコラーゲン注射の費用は、およそ100,000円/1ccが相場でした。保険適用外の施術であるため、クリニックごとに異なる価格・単位にて提供しています。ヒアルロン酸注射と比較しても、高額であることが分かり、加えて継続が必要な注射なので、長い目で見ても多額な費用が必要です。

美容にお金をかけて、日常生活が疎かになったり、借金を背負ってしまったりという事態を避けるためにも、医師や病院スタッフとのカウンセリングを通して、無理のない治療プラン・スケジュールを決定するのが良いでしょう。

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ベビーコラーゲン注射の痛み

ベビーコラーゲン注射は極細の針を使用するほか、施術前に表面麻酔や局所麻酔薬などを使うクリニックも多いので痛みの心配はほとんどありません。稀に、施術後に注射箇所が赤みや腫れが生じたり、内出血が発生したりするケースもありますが、数日ほどで消失するような症状ですので、それほど心配する必要はないでしょう。

施術の際に、痛みを緩和するために局所麻酔を行うクリニックが少なくありません。またクーリングシステムや極細針を使用することもあります。クリニックによって痛み対策は異なりますので、まずは医師に相談してみると良いでしょう。

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ベビーコラーゲン注射の期間

ベビーコラーゲン注射の効果が実感できる期間は、数ヶ月~1年半ほどと言われています。一度注射を受けたら、永遠に効果が続くわけではないので注意しましょう。通院ペースには個人差がありますが、効果が落ちてきたと感じたら再注射に訪れるのが一般的なようです。

また繰り返し注射を行うことで、ベビーコラーゲンの成分が体内に蓄積され、徐々に持続期間が延びていくのも特徴的。継続して治療していくことが、とても大切なのです。

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ベビーコラーゲン注射の副作用

トラブルが少ないベビーコラーゲン注射ですが、副作用のリスクがゼロというわけではありません。目の周りでは、凸凹やしこりができる可能性もあり、最悪の場合は失明することも考えられます。このような大きな事故を未然に防ぐために、サポート体制や事故に備えた設備を設置しているクリニックだと、安心感が増します。

またアレルギーの可能性も0%ではありません。頭痛・吐き気・目のかすみ・関節痛の悪化など、全身症状が生じる場合があります。必ずしもベビーコラーゲン注射が原因とは言えませんが、このような症状が起こる可能性があることは、心に留めておきましょう。

ベビーコラーゲン注射の副作用について詳しく知りたい

ベビーコラーゲン注射を受けられない人

妊婦や妊娠の可能性がある人、授乳中の人はベビーコラーゲン注射を打つことができません。該当者に施術を行った際に、問題が発生しないという確実なデータがないからです。今すぐではなくても、適切なタイミングがあります。そのタイミングを逃さないためにも、医師との相談は欠かせません。

ベビーコラーゲン注射が受けられるクリニック

美容クリニックに行ったことが周囲にバレることなく、若々しさを取り戻せるベビーコラーゲン注射が受けられるクリニックをリサーチしてみました。

クリニックによって注射の名前が違う場合もありますが、施術メニューに明記されている都市部の美容クリニックを調べて一覧化しました。

関東地方のクリニック

北海道地方のクリニック

中部地方のクリニック

関西地方のクリニック

九州地方のクリニック

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美容注射の費用と期間について

美容注射は、美容や健康に役立つ成分を、素早く体に吸収させられる治療法です。美容注射の費用相場はヒアルロン酸約4~10万円(部位による)、プラセンタ約2,000~3,000円/1回、ビタミン約5,000円、コラーゲン8~12万円、BNLS・BNLS neo2万円/1本、といわれています。また、クリニックによって費用・治療期間ともに変動しますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。

リスク・副作用について

美容注射のうち、ヒアルロン酸注射のリスク・副作用として、内出血・腫れ・痛み・異物感・仕上がりの左右差(アバター)・アレルギー・細菌感染・血流障害などが生じる可能性があります。

プラセンタ注射のリスク・副作用として、悪寒・悪心・発熱や痛み、原材料によるアレルギー、投与方法によるショック症状などが考えられます。

また、持病をお持ちの方は、合併症などが起こる可能性が高くなる恐れもありますので、不安な点についてはクリニックへご相談ください。