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自己流のエイジングケアやエステに限界を感じていませんか?そんな人は、美容医療でワンランク上のエイジングケアに挑戦してみてはいかがでしょうか?
美容医療というと手術を思い浮かべがちですが、いまメスを使わない美容注射が注目を集めています。
悩みや部位に合わせて注射の種類も豊富。ダウンタイムがほとんどなく、手軽に受けられる美容法です。
1位ほうれい線
2位目じりの小じわ
3位頬のたるみ
4位ハリツヤのない肌
5位目の下のたるみ
20代~40代の男性100人にアンケーと調査を行ったところ、女性が老けてみえるポイントの第1位はほうれい線という結果に。29.7%を超える男性が、女性のほうれい線に老けを感じているようです。次いで、目の周りのしわ、頬のたるみ、ハリツヤのない肌が上位に挙げられました。
6位・7位に出てくるシミ・くすみは、メイクでも多少は隠せるお悩みです。つまりこれは、しわ・たるみなどメイクでカバーできない悩みほど、他人の目につきやすいという顕著な結果!
セルフケアでも解消できない、メイクでも誤魔化せない…そんな深いお悩みこそ、美容注射に助けを求めてみませんか?
メスを使わず、注射を打つだけなので、傷ができたとしても針で刺した程度の傷です。内出血が起こる場合もありますが、長くて1週間ほどで目立たなくなります。
注射自体の施術時間は5~30分程度で終わります。注射より点滴式の方が、時間はかかります。そこに診察やカウンセリングの時間が加わるので、時間には余裕をもっておいた方がいいでしょう。
早ければ当日、遅くとも翌日からメイクすることができます。クリニックや注射の種類によって推奨している日程が異なりますが、施術直後にメイクが可能な場合もあります。
メスを使わない施術なので、ダウンタイムはほぼありません。これが美容外科手術との違いであり、美容注射のメリットのひとつでもあります。
注射を打つので、ハリを刺す「チクッ」とした痛みはありますが、耐えられる程度のもの。痛みに弱い方は、麻酔クリームを塗ることもできるので、医師に相談すると良いでしょう。
乾燥・紫外線・加齢が、しわやたるみの主な3大要因。特に、40代になると、コラーゲンを生成する「エストロゲン」をはじめとした美容ホルモンが急激に減少。肌のハリだけでなく、内側の水分量も減少することで、しわ・たるみが発生しやすくなります。
さらに、20代では28日周期だったターンオーバーが、40代では45日周期に。古い角質が剥がれ落ちにくくなり、乾燥がより悪化しやすい状態となるのです。外部環境だけでなく、肌内部の機能低下により、しわ・たるみが発生しやすくなるのです。
シミの大敵は紫外線。紫外線は長い年月をかけて肌の老化を促します。特に40代以降は、女性ホルモンのバランスが激しく変動し始めます。すると、メラニンを増加される作用が働き、シミができやすい状態となります。
さらに、メラニンを排出するために欠かせない作用である、ターンオーバーの周期が年齢とともに少しずつ長くなります。メラニンを含んだ角質が長く肌に留まることで、シミがより濃く見えるようになってしまうのです。
肌の弾力の低下やキメの粗さ、毛穴の開き、更年期によるニキビ等、40代特有の肌荒れが気になる方も多いかと思います。40代にさしかかると、肌の弾力に関わる真皮のコラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸といった成分が急激に減少。すると肌の角質はスカスカの状態となり、毛穴がだらしなく開いてしまいます。
また、ターンオーバーの周期が年齢とともに長くなることで、古い角質が肌に留まり、肌荒れや吹き出物の原因となるのです。
年齢を重ねると、フェイスラインがゆるみ、輪郭がぼやけてしまいます。あごの下にタプタプと肉が溜まる二重顎にも…。このようなフェイスラインのたるみの原因は加齢がほとんど。肌の弾力やハリに大きな影響を与えているコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンという成分が加齢とともに減ってしまうからです。
また、紫外線を浴びることでコラーゲンが破壊されやすくなり、フェイスラインのたるみの原因となります。体は細いのに顔だけ太ったように見えると、老けた印象を与えやすいため、しっかり対策・改善をしましょう。
日頃不足しがちなビタミンを効率よく補う治療方法。しわ・たるみ・シミの予防・美白効果・ハリのある肌に導くといった、美容効果が期待できます。また、「身体のサビ」ともいわれる活性酸素にも作用し、老化を遅らせる効果があります。
疲れの出たお肌に悩み、ビタミンをブレンドした注射を打ったTomoeさん。ビタミン剤を飲むよりも即効性があると期待していたそうですが、その効果はいかに!?お肌以外の効果についても伺いました。
※腎臓機能の低い方や栄養状態の悪い方、脱水症状の方、現在透析中の方などは、この治療を受けられない可能性があります。医師にご相談ください。
加齢とともに失われるコラーゲンを補給し、注入箇所のボリュームをアップさせる注射。しわ・たるみで生じる凸凹の改善や肌の、弾力やはりなどの手触りの改善、カサツキの改善といった効果が期待できます。
注入したベビーコラーゲンは時間が経てばやがて失われますが、ベビーコラーゲンを吸収した肌は、細胞が活性化して組織の再構築を促進。皮膚内にベビーコラーゲンがなくなっても、長く美容効果を感じられるでしょう。
「グルタチオン」と呼ばれる美容成分を注入する治療方法。皮膚のメラニン色素を排出して、ターンオーバーを正常に戻すことで、美肌・美白効果が期待できます。肌のトーンを明るくするといった、体の内側からの肌質改善も可能です。
また、グルタチオンの強い抗酸化作用で、老化の原因である活性酸素に働きかけることもできます。
体内に元々ある物質であるで、保湿力が高いヒアルロン酸を注入する治療方法。真皮の内側にヒアルロン酸を注入することで、肌のボリュームがアップし、しわやほうれい線が目立たなくなります。
治療時間は5~10分。注射直後から効果を実感しやすいため、即効性を求めている方におすすめの治療です。
ほうれい線が気になってヒアルロン酸を打ったという39歳主婦のYukoさん。ヒアルロン酸注射への満足度が高いそうです。ヒアルロン酸注射を選んだ理由、そして施術の効果や痛みまで、編集チームがじっくりお話を伺いました。
※妊娠または授乳中の方、内服治療中の方は受けられない場合があります。医師にご相談ください。
皮膚の内側の浅い層に、複数の成分を配合した美肌効果の高い薬剤を注入する肌質改善治療。肌の内側から潤い・ハリ・弾力・透明感のある若々しい肌を目指します。
また、肌に微細な穴をあけることによる創傷作用で、肌の再生力向上、皮膚のコラーゲン増生効果も期待できるため、肌ケアとしても注目されています。
※妊娠中、または妊娠の可能性がある方、重度の糖尿病・敏感肌・ステンレスアレルギーの方は治療を受けられないことがあります。
プラセンタとは哺乳類の胎盤のことで、そこから抽出された成分を注入するのがプラセンタ注射です。プラセンタには、身体の働きを整える成分や細胞の新陳代謝を促す栄養素が豊富に含まれており、エイジングケアやシミ・くすみ・しわの改善、ニキビの予防といった美容効果の他、更年期障害の改善や血行促進などにも期待できる治療方法です。
プラセンタ注射を2ヶ月間打っていた会社員のKeikoさん。「化粧水や美容液に何万もお金をかけるよりも、美容注射の効果を信じている」という美容注射マニアさ。プラセンタ注射の効果や施術、日頃のスキンケアまでたっぷり取材してきました。
脂肪細胞を溶かす薬剤を注入することで、顔痩せ効果が期待できる治療方法。一度除去した脂肪細胞は増加を抑えることができるので、顔痩せ効果が半永久的に続きます。メスを入れる必要がないので、施術は10分と短い上、施術後は徐々に脂肪が減少していくので周りからばれにくいのが魅力です。
フェイスラインの肉付きが気になり、脂肪溶解注射を打ったというキャリアウーマンHiromiさん。その効果や副作用など、独占取材しました!美容マニアならではのクリニックの選び方など、ぜひ参考にしてください。
※妊娠中の方や授乳中の方、糖尿病の方、高血圧の方、アレルギー反応を起こしたことがある方等、体質や既往歴によって治療を受けられない場合があります。
美容注射は、注射の種類によっては医師の腕で仕上がりが大きく変わることも。特に、ヒアルロン酸注射は、注入する位置や深さ、量によって顔の印象が大きく変わります。
そこで、ここでは日本美容外科学会(JSAPS)正会員の医師が所属しているクリニックのみをご紹介。日本美容外科学会(JSAPS)に所属するには、整容的な不満に対してより美しくする治療を行う、形成外科の知識も必須。さらに、日本美容外科学会(JSAPS)に所属することで、美容外科に対する知識を日頃から吸収することができます。
つまり、日本美容外科学会(JSAPS)正会員であれば、豊富な知識で自然な仕上がりにしてくれるといえます。美容注射を受けるクリニックをお探しの方はぜひ参考にしてください。
お隣の韓国では、美容注射はごく一般的なものです。韓国人女性の約40%が顔に美容注射を打ったことがあるというデータも[注1]。韓国では美容整形や美容に関する施術に対し、肯定的な人が多いのですね。
そんな韓国に、美容注射を目的に旅行する女性が増えているそうです!美容医療旅行を専門に扱っている旅行会社まで続々登場。こうした旅行会社では、カウンセリングの予約だけでなく、通訳として韓国まで同行するサービスまであるとか。
参照元
[注1]
韓国人女性の4割以上「顔に注射を打ったことがある」と回答
美容注射はメスを使わないものの、針を刺す痛みは避けることができません。最近では、その注射の痛みをやわらげるマイクロカニューレを使用するクリニックが増えています。
マイクロカニューレとは、先端が丸い極細の針のこと。先が丸まっていることで血管や神経の損傷、内出血のリスクを軽減できると言われています。
また、針の横に穴が開いているため、一度針を刺せば、皮膚の中で針の向きを変えるだけで、さまざまな方向に溶剤を注入できます。